印章のこと

印材について

象牙

ハンコの最高級素材

象牙

耐久性、捺印性、印影の美しさに優れています。きめ細かく組織が非常に緻密なため作り手が緻密な彫刻を施せるという利点もあります。象牙は「歯」ですのでひび割れや虫食い、摩耗に強いです。

参考価格 \38200+税~

黒水牛

美しく艶やかな黒

黒水牛

東南アジアに生息する沼地を好む黒水牛の角。角は体毛が変質し硬くなった爪のようなもので弾力性に優れ適度な粘りがあるため朱肉の絡みがよく捺しやすいです。

参考価格 \12400+税~

牛角

美しい飴色が個性を引き立たせる

牛角

牛角と書き「うしのつの」と読みます。水牛と異なり陸牛から採取されます。色味に個性があり模様の少ない淡い色のものが高級品とされます。同じ模様は存在せず個性を引き立たせることができます。

参考価格 \24400+税~

木のぬくもりとエコロジーな素材

柘

ツゲの木は非常に硬く繊維が詰まっているのが特徴。古くから櫛や将棋の駒に使われてきました。木のナチュラル感が魅力です。

参考価格 \7800+税~

※参考価格は手彫り、12㎜、二文字彫刻、モミ皮ケース付きのお値段です。印材の大きさと文字数、手彫りかどうかでお値段が変わります。

書体について

・印相風  ・篆書  ・古印体 ・隷書  ・楷書 ・行書

書体を決められる際に特に決まりはございませんが一般的に認印は読みやすい書体、実印は偽造などの観点から読みにくい書体が好まれる傾向にあります。
書体見本

書体

用途と大きさの目安

実印 住民登録のある市町村役場に登録したはんこのこと。15歳以上で所有者本人の申請が必要です。男性用が15~18㎜、女性用が13.5~15㎜が一般的。
銀行印 銀行に届け出しているはんこのこと。銀行預金、郵便貯金に使用します。男性用が13.5~15㎜、女性が12~13.5㎜が一般的。
認印 荷物の受け取りや職場でよく使うハンコのこと。
社印 会社の認印のこと。請求書や領収書に使用します。一辺が20~30㎜の正方形型が一般的。
代表社印 会社を設立するときや代表者の変更があった場合は必ず法務局に登録しなければならないはんこのこと。大きさ10~30㎜以内の正方形に収まるものという規定があります。
割印 契約書の原本と写しなど2枚にわたる文書にまたがって捺印するはんこのこと。12.5×30㎜などの長方形型が一般的。
訂正印 文字の書き直し、削除など訂正の際使用するはんこのこと。6㎜程度で小判型のものもあります。

印鑑ケースについて

印鑑ケース森田印房ではモミ皮ケースの内張りをメーカーより特別仕様で取り寄せております。デザインは生地の取り位置によって異なるため他と同じものはございません。

※モミ皮とはなめし皮の鏡面を削り揉んで柔らかくし表面に細かい皺がある素材のこと

デザインや印材、お値段につきましてはぜひ店舗にてお尋ねくださいませ。